バイクのハンドルスイッチは運転中に安全かつ快適に操作するための重要なパーツです。左右のグリップ付近に設置されており、必要最低限しか付いていないものや、車種特有なものが付いていたりしますが、基本的な操作は同じです。これからバイクに乗る方は、基本的な知識として覚えておきましょう。
まずは右手のスイッチを確認してみましょう。

セルボタン
ギザギザマークを矢印で丸く囲んだマークがついているボタンが、エンジンを始動する時に使うセルボタンです。マニュアル車はニュートラルランプが点灯している状態で、オートマ車はブレーキを握った状態でセルボタンを押すとエンジンが始動します。エンジンが始動したらすぐにセルボタンから指を放してください。セルボタンを押す長さは3秒以内位を目安にしてください。
キルスイッチ
上の赤いスイッチがエンジンを停止する時に使うキルスイッチです。転倒などの非常時やなんらかのトラブルでハンドルから手が離せない時などの緊急事態に使用します。
いろんな右手のスイッチ

右手のスイッチは、主にエンジンを始動する時と停止する時に使いますが、セルボタンやキルスイッチ以外にも、ハザードスイッチ、燃料コックのスイッチ、アイドリングストップの切り替えスイッチ、ヘッドライトのONOFFスイッチ、ドライブ切り替えスイッチが付いている車種もあります。
次に左手のスイッチの確認をしましょう。

ヘッドライトの HI、LOスイッチ
上部にヘッドライトの HI、LOスイッチが付いています。ヘッドライトの上向き下向きを決めるスイッチです。市街地などでは下向き、人や対向車のいない山道などは上向きにすることをおすすめします。
ウインカーのスイッチ
一番操作しやすいところにウインカーのスイッチがあります。曲がりたい方向にスイッチを移動するとウインカーが点滅します。押すと戻るプッシュキャンセル式と、自力で戻すタイプがあります。
ホーンボタン
ラッパのマークはホーンボタンです。押している間はホーンがなり続けます。ホーンボタンは一番下に付いていることが多いですが、最近は違う場所に付いている車種もあります。
パッシングボタン
前方にヘッドライトのパッシングボタンが付いている車種もあります。押している間はヘッドライトの上向きが点灯します。
いろんな左手のスイッチと例外

ハーレーは矢印ボタンを1回押すと点滅して、もう一度押すと戻ります。

チョークレバーやシフトのアップダウンスイッチが付いている車種もあります。

ハンドル回りをすっきりさせる為に、左右のスイッチをハンドルに埋め込んで、ハンドル内にハーネスを通すカスタムをする方もおられます。
豆知識
セルボタンについて
長期間放置していた車両などはエンジンが始動しづらくなっていますので、始動しない場合はセルボタンを押しっぱなしにせず3~5秒間回して止める動作を繰り返してください。セルボタンを押しっぱなしにするとセルモーターの焼き付きの原因になりますので気を付けましょう。
ちなみに、ヤマハSR400などや古い原付バイクの一部にはセルボタンが無く、キックでエンジンを始動する車種もあります。
また、カワサキZ1などの旧車はセルボタンとキックの両方が付いていて、原付スクーターも両方付いている車種が多く、スズキグラストラッカーなどは、後からキックを取り付けることができます。
キルスイッチについて
メインキーをOFFにすればエンジンを停止できますが、特に非常時でなくても時々キルスイッチを使った方がいいです。なぜなら、長期間使わなければ接触が悪くなり、最悪な場合はスイッチ交換になるからです。ちなみに、原付バイクの多くはキルスイッチが付いていません。
ホーンボタンとパッシングボタンについて
使う頻度が低い為、接触が悪くなっていることが多いです。また、あおり運転のきっかけになるので緊急時以外は使わないことをおすすめします。
最後に
バイクの運転中は、わき見運転厳禁です。事故防止の為、スイッチを見なくても操作ができるように練習をして、安全運転に心がけましょう!

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