バイクは大きく分けてオートマチック車とマニュアル車の2種類があり、AT限定二輪免許は、クラッチ操作が必要なバイクは乗れませんが、AT限定ではない二輪免許は制限なく乗れます。
あと、AT限定二輪免許で乗ることができるホンダのスーパーカブのようなロータリー式ミッション車もあります。ちなみに、クラッチ操作が不要であれば、AT限定二輪免許でもギヤ付二輪に乗ることができます。

まずは、オートマチック車の乗り方を見てみましょう。
走る(オートマチック車)

走り出す時は、右手のアクセルを手前にひねると走り出します。この時注意することは、アクセルをいきなり大きくひねらないことです。大きくひねると急加速してしまい、バランスを崩して転倒や衝突の可能性があるためです。慣れるまではアクセルはゆっくりひねってください。
止まる(オートマチック車)

停止の仕方は、アクセルを戻してブレーキを握れば止まります。右レバーが前ブレーキ、左レバーが後ろブレーキです。ブレーキを掛けるときは前後同時に掛けてください。前だけや後ろだけを掛けるとタイヤがロックして転倒するおそれがあるので注意しましょう。
余談

ホンダのフュージョンやフリーウエイ250などは、オートマチック車でも後ろブレーキが右ステップに付いています。

一見マニュアル車に見えるVFR1200F/DCTは、AT限定二輪免許でも乗ることができます。
次に、ロータリー式ミッション車の乗り方を見てみましょう。
ロータリー式ミッション車は、AT限定二輪免許とAT限定ではない二輪免許のどちらでも乗ることができます。
代表的なバイクはホンダのスーパーカブです。

乗り方の説明前に、ロータリー式ミッション車の仕組みを理解しましょう。

左ステップの側にシフトペダルが付いていて、それを前へ踏み込むと、4速車の場合はニュートラル、1速、2速、3速、4速、ニュートラル、の順で変速していきます。
3速車の場合も同様にニュートラル、1速、2速、3速、ニュートラル、の順で変速していきます。
マコット注意事項、停止中はトップギヤからさらに踏み込むとニュートラルに入りますが、走行中はトップギヤからさらに踏み込んでもニュートラルには入りません。
走る(ロータリー式ミッション車)
発進~スピードを上げていく


走り出す時は、アクセルを戻した状態でニュートラルからギヤを1速に入れてゆっくりアクセルをひねると発進します。
ある程度のスピードが出たら、アクセルを戻して2速に入れてゆっくりアクセルをひねる。
また、ある程度のスピードが出たら、同じ動作を繰り返して3速、4速、とシフトアップしていきます。
スピードを下げる


シフトダウンするときは、アクセルを戻した状態でシフトペダルの後ろを踏み込んでシフトダウンしてください。4速車の場合は4速、3速、2速、1速、ニュートラル、の順で変速していきます。
渋滞などでノロノロ運転の場合は1速もしくは2速の状態で走行してください。
止る(ロータリー式ミッション車)


停止の仕方は、アクセルを戻してブレーキを掛ければ止まります。
右レバーが前ブレーキ、右足ペダルが後ろブレーキです。
停止の仕方はオートマチック車と同様で、前後同時に掛けてください。
最後に、マニュアル車の乗り方を見てみましょう。
マニュアル車はAT限定二輪免許では乗ることができませんので、AT限定ではない二輪免許が必要です。
乗り方の説明前に、マニュアル車の仕組みを理解しましょう。


ロータリー式ミッション車との違いは、ニュートラルが1速と2速の間にあって、変速の度にクラッチ操作が必要なことです。
ニュートラルの状態から左足側のシフトペダルを下へ踏み込むと、1速に入り、シフトアップする時はシフトペダルを上へ上げていくと2速、3速、4速、5速、6速、の順で変速していきます。
シフトダウンする時はシフトペダルを下へ下げていくと6速から、5速、4速、3速、2速、1速の順で変速していきます。
余談



停止している状態で、ほとんどのバイクはニュートラルから2速へ入れることができますが、カワサキのバイクは2速に入りません。
(押し掛けをする時は1速でがんばってください)



走行中にクラッチレバーを握らなくても変速はできますが、あまりやらない方がいいです。


トップギヤは車種によって、5速のものもあれば、6速のものもあります。稀にスティード600の様に4速のものもあります。
走まる(マニュアル車)
発進


走り出す時は、アクセルを戻した状態でクラッチレバーを握り、ニュートラルの状態からシフトペダルを下へ踏み込んでギヤを1速に入れてから、アクセルを少しひねった状態でクラッチレバーをゆっくり離すと発進します。



注意事項、アクセルのひねり具合が少なすぎたり、クラッチレバーを急に離すとエンストします。また、アクセルのひねり具合が大きすぎると急発進します。
スピードを上げていく


発進してからある程度のスピードが出たら、アクセルを戻してクラッチを握り、シフトペダルを上へ押し上げてギヤを2速に入れてから、ゆっくりクラッチレバーを離しながらアクセルをひねります。
また、ある程度のスピードが出たら、同じ動作を繰り返して3速、4速、5速、6速、とシフトアップしていきます。
スピードを下げる


シフトダウンする場合は、アクセルを戻してクラッチレバーを握り、シフトペダルを下へ踏み込んでギヤを下げてからクラッチレバーをゆっくり離します。
一度に数段シフトダウンするとエンジンブレーキがきついので、気を付けましょう。
クラッチレバーを離すときに、アクセルをすこしあおるとギクシャクしにくいです。
渋滞などでノロノロ運転の場合は、1速もしくは2速の状態で、クラッチレバーを上手く操作して半クラッチを使いながら走行してください。
ニュートラルにする(マニュアル車)


ニュートラルにする時は、1速の状態から軽くシフトペダルを上へ上げるか、2速の状態から軽くシフトペダルを下へ下げると入ります。
ニュートラルの状態ではエンストしないので安心してください。
止まる(マニュアル車)


停止の仕方は、アクセルを戻してクラッチを握ってブレーキを掛ければ止まります。
右レバーが前ブレーキ、右足ペダルが後ろブレーキです。
停止の仕方はオートマチック車と同様で、前後同時に掛けてください。
ニュートラルで止まる時は、クラッチレバーから手を離した状態でもOK!
ギヤが入った状態(ニュートラルでない状態)で止まる時は、クラッチレバーを握った状態にしましょう。
余談


ブレーキはワイヤーで引っ張るドラムブレーキと、油圧で挟み込むディスクブレーキがあり、ドラムブレーキよりディスクブレーキの方が効きは鋭いですが、特に気にする必要はありません。
まとめ


オートマチック車とマニュアル車の乗り方には大きな違いがあります。
クラッチ操作が不要なオートマチック車とロータリー式ミッション車はエンストしませんが、クラッチ操作が必要なマニュアル車はエンストすることがあります。
オートマチック車よりマニュアル車の方が操作しづらいですが、その分、運転している感覚を楽しめます。
オートマチック車とマニュアル車のどちらが自分に合っているかを考えて、無理せず、自分のペースでバイクを楽しむことが大切です。
余談



バイクを友人や知人から借りて乗らないことです。なぜなら、借りたバイクを倒したりぶつけたりすると、トラブルに発展することがあるからです。バイクを借りて練習する場合は、親や爺さん婆さんなど、トラブルにならない人から借りたり、お金で解決できるレンタルバイクを利用するのも良いでしょう。

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